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日々の出来事や雑感などを思いつくままに書いていこうと思います。
by kadu1977

写真館にて

先日、成人式の前の日ちょっと入り用があって証明写真を撮ってもらいに写真館に行ってきました。
その辺の機械で撮ればいいかなとも思ったのですが、必要な枚数が多くちゃんとした写真が必要だったのでスーツを着て写真館へ。


そして準備が整っていざ取ってもらう段になってカメラマンの方がひと言。
「ところで学生さん?」。
いやいや大学生の子供がいてもおかしくない年齢なんですけど(笑)。
成人式の前の日ということがあったにせよ、ちょっとビックリ…。
年配のカメラマンさんだったせいもあるかもしれませんが、ちゃんとした写真を撮ってもらえるか若干不安に…。
でも写真はしっかりいい写真を撮っていただけました(笑)。

思えば昔から年齢より若く見られることが多いです。
とはいえこれはあまり良いことばかりでもなく、要は威厳というかオーラが無いんですよね(笑)。
留学中は「日本人は若く見えるからだろう」と思ってあまり気にしてなかったのですが、帰ってきてからも同じように若く見られる…。
というか若く見られるというより、幼く見られるんですよね。
社会人としてでなく学生に見られる、「苦労が無さそう」と言われるなどなど。
思えば酷い言われようです(笑)。

自分は人を見て年齢を推測するのが苦手なので正直自分がどう見えるのかよくわかりませんが、この威厳の無さはどうしたらいいんでしょう?
悩みというほどではありませんが、なんとかならないものか…。
ヒゲでも生やしてみればいいのかな〜(笑)。



# by kadu1977 | 2022-02-06 23:28 | Comments(0)

長い休みといえば

長い休みといえばいつも読んだ本のことを書いていますが今回も書いてみようと思います。
今回は歴史の本ではなく音楽の本です(笑)。

今回読んだのは小川榮太郎氏著の「フルトヴェングラーとカラヤン」。
これは冬休みに読もうと思って事前に用意していたものです。
最近はオーケストラを聴くといえばもっぱらフルトヴェングラーを聴いていたので興味を持って読んでみました。
この本の中ではいろいろな指揮者、バレンボイム、チェリビダッケなどについても書かれているのですが、そのうちの最初の項が本の題になっているものです。
なかでも本の題になっている「フルトヴェングラーとカラヤン」のところは面白かったです。
音楽的な比較ももちろんですが、2人の歩んだ道が対照的で面白い。
ナチスに批判的でありながらドイツ人のために演奏をしたい一心でドイツに留まり演奏を続けたため、戦後ナチスの協力者として批判されたフルトヴェングラーとナチスに共鳴しナチスに入党しながらヒトラーに嫌われたため戦後批判されず「音楽界の皇帝」にまでのしあがったカラヤン…。
2人の演奏の比較も面白いですが、歴史好きな僕としては音楽家とナチスの関わりというのも非常に興味深い。
同じくヒトラーに気に入られたため戦後一時期敬遠されたワーグナーともどこか被ります。
ピアニストでいえばコルトーも批判されましたね。
他の指揮者の項も面白いですし、フルトヴェングラーとカラヤンの音楽的な比較も面白いので興味がある方は是非読んでみてください。
ちなみに小川榮太郎氏は現在も健在な方ですが、この本は何故か旧漢字や旧仮名遣いで書かれています(笑)。
でも決して読みにくくはないので大丈夫です。


長い休みといえばもう一つは音楽鑑賞。
今回もいろいろ聴いてました。
もちろんフルトヴェングラーですが(笑)。
今回はベートーヴェン、モーツァルト、シューベルトなどのシンフォニーを聴いてました。
シンフォニーは長いので時間がないとなかなかじっくり聴けないのですが、今回もじっくり聴けました。
シンフォニーではないですが、今回聴いていて素晴らしかったのは「コリオラン序曲」。
昔コンサートでも聴いた気がしますが、こんな良い曲だと思わなかったです。
それぐらいフルトヴェングラーの演奏が圧巻でした。
1943年フルトヴェングラーとベルリンフィルのライブ録音でしたが本当に素晴らしい演奏でした。
この録音がYouTubeとかで聴けるかわかりませんが、あったら是非聴いてほしいです。
本当に圧巻の演奏です。
戦時中にこんな凄い演奏をドイツの人は聴いていたんだなと思うとフルトヴェングラーがドイツに残って指揮をし続けた意味がちょっとわかった気がしました。

フルトヴェングラーとカラヤンのCDで曲が被っているものがいくつかあったので本の影響もあって交互に聴いてみたりして楽しんでました。
録音時期も違うし、録音技術も違うとはいえパッと聴いただけでもいろいろな違いがあって面白かったです。
が、どちらが良いとかの批評は避けたいと思います(笑)。





# by kadu1977 | 2022-01-16 23:29 | Comments(0)

冬の思い出 イタリア編

年の瀬も迫った今日この頃ですがだいぶ寒くなりましたね。
寒くなると思い出すのがイタリアでの冬。
今日はイタリアの冬というか、自分が借りた部屋の思い出を書きたいと思います。


ドイツもイタリアもどちらも寒く、寒がりな自分にはなかなかツラい冬でした。
当然外に出る時は完全防寒。
毛糸の帽子を被り、マフラーを巻き、ロングコートを着て、靴下は二重に履き、ブーツを履く。
完璧です(笑)。
ドイツでは外は寒くても部屋の中はポカポカ。
暖房がバッチリ効いているのでそれは快適でした。


で、イタリアです。
寒いのは同じ。
違うのは部屋です。
自分が借りた部屋は暖房があるにはあるのですが、ケチっているのかほんのちょっとだけ暖かい程度。
光熱費込みの家賃なので当然暖房の調節は効きません。
その上建物自体が全部石造り。
床も壁も天井も全て石…。
壁を触っていると手がかじかむぐらいの寒さでした。
温度計がなかったので測ってはいませんが、体感としては外の気温と中の温度が同じ感じ。
当然部屋の中で息を吐くと白いです(笑)。
中でもツラかったのはドイツからイタリアに引っ越した当日。
引っ越したのは1月のだったので当然寒い。
部屋が寒いとは聞いていたけど、予想以上の寒さ…。
で、就寝時。
寒くて寝れません(笑)。
荷物は前に送っていたので布団も毛布もあったのですがとても寒さを凌げず…。
結局外に出るのと同じ格好で寝ました(笑)。
温暖な浜松で育った自分は寒さに対する知識もないので「このまま寝たら凍死するんじゃ…」などと思ったものです。
ただそんな不安も杞憂に終わりました。
それだけの格好で寝たにもかかわらず寒くてほとんど寝られなかったので(笑)。
当然速攻毛布などを買いに走りました(笑)。
他にも少しでも暖かく寝るために涙ぐましい努力をしたのですがそれはまたの機会に。


もう一つツラかったのはシャワーの時です。
自分はお風呂が好きで結構長風呂。
のぼせてぶっ倒れたことも何度かあります(笑)。
まあ、それは置いておいてドイツイタリアどちらも浴槽がなくそれもツラかったのですが、イタリアでは寒くてシャワーはまるで修行のようでした。
当然シャワー室も石造り。
お湯は出ますが気持ちは滝行をする修行僧のような気分(笑)。
寒くて寒くて毎回震えながらの時間でした。
猛烈な勢いで服を脱ぎ、頭を洗い、身体を洗い、服を着る…。
時間との戦いでした(笑)。


寒くなってくると毎回このようなイタリアでのことを思い出します。
寒いとはいえ、今は部屋は暖かいし、湯船にも浸かれるし快適です。


そんな感じで寒かったせいか、イタリアではひどい風邪も引きました。
年の瀬でバタバタする時期ですが、皆さんも風邪やコロナに気をつけつつ良いお年をお迎えください!





# by kadu1977 | 2021-12-28 22:14 | Comments(0)

楽器の思い出 その3

楽器の思い出最終回です。


最後はFAZIOLIについて。

FAZIOLIのピアノはイタリアでベネチア近くの講習会に参加した時に初めて弾きました。
イタリアで師事したディ・レンツォ先生の先生、故ヴィタリー・マルグリス先生の講習会。
マルグリス先生の講習会のことは今もあるかわかりませんが、「SUONARE」という音楽雑誌で知りました。
正直何が書いてあるかよくわからなかったのですが(笑)、付録にイタリアの演奏家のCDが付いていてそれに惹かれてよく買っていた雑誌。
好きなミケランジェリのCDが付いている時もあってその時のCDが今も家に何枚かあります。
ちなみに収録されているいくつかは日本での演奏でした。
講習会の情報は雑誌の後ろにたまたま載っているのを見つけて、ディ・レンツォ先生に相談したら「ぜひ行っておいで」とのことだったので、同じディ・レンツォ門下の子と一緒に行きました。

で、その講習会。
1週間の講習ですがとても勉強になったし、マルグリス先生の演奏会もあってとても楽しいものでした。
マルグリス先生の演奏はとても素晴らしいかったです。
ただ…ラフマニノフだったか、暗譜がとんで大変なことになっていた曲もありましたが(笑)。
あとでディ・レンツォ先生にそのことを話したらマルグリス先生はよく暗譜がとぶとか。
でも良い演奏の時は本当に素晴らしいと。
確かにその時に弾いたブラームスはめちゃくちゃ良かったです。
YouTubeにもマルグリス先生の演奏はいくつか上がっているので興味がある方はぜひ聴いてみてください。
日本では知る人ぞ知るという感じかもしれませんが素晴らしいピアニストです。
自分はとても感銘を受けていたので数年前思い立ってCDを探して買いました。

肝心のFAZIOLIですが講習会でのレッスンと受講者コンサートの両方で弾きました。
レッスンの時は良いピアノだなと余裕を持って弾けましたが、演奏会の時はイマイチ…。
今でも悔しい気持ちが残ってます(笑)。
なんか全然弾きこなせなかったというか…。


縁というのは不思議なもので、その後帰国して東京でジョイントコンサートをやる機会があったのですがその時のピアノがFAZIOLI。
2回ほど同じホールでやりましたが、1回はマルグリス先生の演奏を聴いて感銘を受けたブラームスの同じ曲を弾きました。
もちろん先生の演奏には遠く及ばないにしても自分としてはまあまあな演奏ができたかなと。
リベンジ…というほど大袈裟なものではないですが、FAZIOLIに対する苦手意識が払拭できた演奏会でした(笑)。




# by kadu1977 | 2021-11-29 22:33 | Comments(0)

今年は○○から90年

またまた歴史談義を。

今年は満州事変勃発から90年になります。
題では伏せて書きましたがこれがわかった人はかなりの歴史通です(笑)。

以前書いた指揮者小澤征爾の名前の由来にもなり父君小澤開作と仲が良かった二人。

石原莞爾と板垣征四郎。

主にこの二人が満州事変を起こし一気に成功に導いたのですが、自分はこの満州事変の戦術面、すなわち石原莞爾の作戦の凄さばかりに目を奪われていました。
もちろん戦略面もわかっていたつもりでしたがまだまだわかっていませんでした。
それで今回満州事変勃発から90年ということで何冊か関連性のある本を読んでみました。


まず1冊目。
「秘録板垣征四郎」。
これは同時代を生きた人達の証言が主に書かれていて巣鴨プリズンでの日記も掲載されています。
正直石原莞爾のことはいろいろ本を読んで知っていましたが、板垣征四郎のことはあまり知らなかったのですごく良かったです。
まず人間性が素晴らしい。
帝国日本軍というのは優秀な参謀とその参謀の能力を最大限に発揮させることのできる度量の大きな指揮官というのが理想像とされていました。
日露戦争の陸軍なら児玉源太郎と大山巌、海軍なら東郷平八郎、加藤友三郎又は島村速雄と秋山真之。
満州事変の時の石原莞爾と板垣征四郎のコンビがまさにそれにあたります。
個性的で誰に対しても媚びることがなかった石原莞爾が唯一心酔したという板垣征四郎。
その人となりがよくわかる本でした。

2冊目が「石原莞爾と板垣征四郎」。
これは満州事変の歴史的意義というか当時の2人の目指したもの、何に対して警戒し事変を起こさざるをえなかったのか、現在語られるような「侵略」ではないその本質が書かれていて本当に勉強になった1冊でした。

そして3冊目。
帝国陸軍  知られざる地政学戦略   見果てぬ「防共回廊」」。
これは満州事変のことではないのですが、それに関連する本でこの3冊の中で1番感銘を受けた素晴らしい本でした。
2019年に若くして亡くなった関岡英之氏の代表作です。
この本はぜひ多くの人に読んでほしいと心から思う1冊です。
歴史に興味のない人には難しいかもしれませんが(笑)。
当時の日本陸軍の真の意味でのグローバルな視点、戦略、そして今に続く流れが本当によくわかる本。
今いろいろ問題になっている南モンゴルやウイグルにこの時代から目を配ってグランドデザインを描いていたことに本当にビックリしました。

今年もいろいろ読んできましてがこの本が自分の中で今年1番の本になりそうです。




# by kadu1977 | 2021-11-15 22:48 | Comments(0)
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