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日々の出来事や雑感などを思いつくままに書いていこうと思います。
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WMドイツ代表を見て思ったこと

始まりました!Weltmeisterschaft‼︎


題にワールドカップを省略したものを書こうとしたら…トイレみたいになるのでドイツ語で書いてみました(笑)。
ちなみ「ヴェルトマイスターシャフト」と読みます。

日本代表はドイツ戦で素晴らしい戦いをしましたが今回は試合内容ではなくドイツ代表について書きたいと思います。


90年代後半ドイツ代表はなかなか大きい大会で勝てなくなり育成世代を方向転換したそうです。
移民の子で才能がある子をどんどんアンダー世代の代表に呼んでドイツ代表を選択する方向に持っていくこと。
自分が留学していた時から徐々にその成果みたいのが出てきていました。
初の黒人のドイツ代表選手が生まれたり、東欧、トルコ系の選手も生まれたり。
純粋な(?)ドイツ人でもテクニカルな選手が多くなってきて代表の戦いもだいぶ様変わりして「強いドイツの復権」を嬉しく思っていました。
それが結実したのが2014年のワールドカップ優勝。
ただ18年のワールドカップでは惨敗…。
そして今回の大失態…。


今回のドイツ代表の面々をみて思うのはだいぶいろいろなルーツの選手が増えたなということ。
まるでフランス代表やオランダ代表のような。


肌の色、名前の響き…。
自分が留学していた20年ぐらい前から更に変わったなと。
それに反比例してドイツらしさが失われているようで古きドイツを知っている自分としてはちょっと寂しさを感じます。
年をとって懐古主義になっているだけかもしれませんが(笑)。


ただ今回の日本戦の前半を見ても本当にうまい!
あんな華麗なプレーの連続は本当に昔のドイツでは考えられない(笑)。
「強いドイツ」はやはり見たいし、でも昔の「華麗なテクニックは無くても最後に勝つのはドイツ」と言われた手堅くダイナミックなドイツも失わないでほしいような…。


僕はドイツは言葉の響きやベートーヴェンに代表されるドイツ音楽とサッカーのプレースタイルが凄くリンクしているように感じていたのですが、今のプレースタイルはそういう意味では明らかに異質…。
良し悪しではなく「多様性」ということでいろいろなものが入ってきて、それと同時にいろいろなものがまた失われていくんだな…とサッカーの試合を見ながら考えてしまいました。


自分が留学していた時からたったの20年。
現代の変化というのは本当に早いなと。
そんなことを感じた日本対ドイツの試合でした。


# by kadu1977 | 2022-11-24 22:29 | Comments(0)

法多山に行ってきました

法多山に行ってきました。
有名ですがたぶん行ったのは初めて…なはず…。
ただ思い返すと祖母と昔行ったことがあるようなないような…。
法多山だんごはよくお土産でいただいて食べてきたのですが(笑)。

法多山に行ってきました_b0291936_23452090.jpg

法多山に行ってきました_b0291936_23452429.jpg
 
中は凄く綺麗でした。
いろいろと改装というか綺麗に変えているんでしょうか。
由緒ある古いところだと思っていたので意外でちょっとびっくりでした。


あまり時間はなかったのでサッと回っただけでしたが平日で空いていましたし、お団子も食べお土産にも更に買って帰って良い時間でした。



今回行ってみてずっと勘違いしてきたことが発覚。
僕は法多山ってずっと神社だと思っていたんです(笑)。
真言宗のお寺と知ってびっくりでした。
自分の浅学を恥じるばかりです…。


# by kadu1977 | 2022-10-20 23:42 | Comments(0)

記憶を刺激するもの

今回は夏の思い出を引き出すものをひとつ。

人の記憶を刺激するのには音楽などいろいろあると思いますが今回は食べ物について。

自分は3歳から小学校6年の一学期まで愛知県は岩倉市というところにいたのですが、そこでの夏の行事といえば夏祭り、子供会対抗のソフトボール大会などがありました。
ただ行事以外の夏休みの過ごし方としては毎日のラジオ体操と友達と行く市民プールが定番。

自転車でプールに行った後の楽しみにプールの外で売っていたわらび餅がありました。
軽トラで売っている焼き芋屋さんのようなスタイルで売られていて、これが本当に美味しくて。
今でも夏になるとついつい思い出して買ってしまいます。
和菓子屋さんで買ったり、スーパーで買ったり。
当時買っていたものは子供のお小遣いで買えたものですから当然和菓子屋さんのような凝ったものでもなくもちろん味も違います。
ただ普段は日々の生活に追われ過去を振り返ったりすることもない自分が食べると子供の頃に帰れる不思議な食べ物「わらび餅」。

今年も子供の頃を思い出して何度か食べたので今回紹介させてもらいました。


おまけ

先日用事で袋井に行った時の写真です。
記憶を刺激するもの_b0291936_23582096.jpg
「わ〜、綺麗な虹だ!」と写真を撮ったのですが、よく見たら二重になっててビックリ!
ひょっとしたら大して珍しいことでもないのかもしれませんが感動したのでちょっと載せてみました。




# by kadu1977 | 2022-09-10 23:35 | Comments(0)

「ナターシャの踊り」

今回は以前書いた本の話を。

「ナターシャの踊り」。

これはロシア文化のことを書いた本です。
上下でかなり分厚いので読むのはなかなか大変…。
しかもまあまあ高価だし(笑)。
シベリア鉄道に乗ってみたかったり、ロシア語を勉強してみたり、もともとロシアには興味があったので手に取ってみました。
今ロシアはいろいろと問題を抱えていて当分行くことも出来なそうですが、やはり文化というのは面白いですね。

昔読んでいたラフマニノフやスクリャービンの本でサンクトペテルブルクとモスクワの関係のことが出てくるのですが、いまいちピンと来ないというか…。
「ふ〜ん」というより「う〜ん…?」となることが多かったのですが、この本を読んでいろいろと繋がることがあって長年のモヤモヤも解消されて良かったです(笑)。


この本にはロシア文学のことも多々出てくるのですが、ロシアに興味を持っていながら今まで全然ロシア文学の本を読んでなかったことも改めて後悔…。
今度こそ読んでみようとは思っているのですが、とりあえずこの「ナターシャの踊り」上下を読破せねば。


文化ということで文学、絵画そして当然音楽の話も出てきます。
グリンカからのロシア5人組のことも出てきて、なかでもムソルグスキーの「展覧会の絵」のことが少し長めに書かれていて改めてこの曲にも興味を持ちました。
文化的な背景を知ってこの曲を改めて聴いたり楽譜を見たりするとまた違って見えてくるから不思議です。

有名どころのドストエフスキーやトルストイも読んでみようと思っていますが、プーシキンのロシア文学での立ち位置を知ってこの人の本も読んでみたいなあと思っています。
ロシアの作曲家のオペラなどでプーシキンの作品はすごく使われているんですよね。
その理由もわかったので尚更読んでみたいと思っています。


あと音楽でいうと最近ロシア歌曲の本を買ってパラパラ弾いたりしています。
西洋に傾倒していた風潮から「ロシア的なもの」をより大事にするという流れがグリンカやロシア5人組ぐらいから出てきたのですが、それを知るにはちょうどいい題材ということで。
ロシア語の勉強にもなりますしね(笑)。

いろいろな本や楽譜に触れてまた少しでもロシア音楽に対する理解が深まればいいなと思っています。






# by kadu1977 | 2022-08-11 23:25 | Comments(0)

人生初

本の話は一旦離れて今日は先日所用で行った筑波の話を。


実は東京よりも上に行ったのは人生初です(笑)。
留学中はいくつかの国に行ったりしてましたが実は日本国内での移動はあまりしてない…。
で、今回せっかく筑波の方に行ったのでついでに近場で少し観光してこようと思い、いくつか候補を挙げて残ったのが筑波山と予科練平和記念館。

歴史好きの人は知っていると思いますが、筑波山は幕末の水戸藩の藤田東湖の四男藤田小四郎などが率いる天狗党の乱が起きたところ。
予科練平和記念館は名前通り予科練の記念館です。
どちらも行きたかったのですが、時間的に無理だったので今回は泣く泣く予科練平和記念館のみ行ってきました。


外観はこんな感じ。

人生初_b0291936_23281050.gif

予科練というのは軍人パイロット養成の学校みたいなところで、ものすごい倍率だったみたいです。
若い子が空に憧れて入学するのですが、カリキュラムを見るとビックリ。
そりゃ凄腕パイロットが生まれるわ…という感じでした。
ここで猛訓練を受けて軍人になった人達が真珠湾、珊瑚海海戦、ミッドウェー、ガダルカナル、レイテと戦っていって徐々に戦死していき最後は特攻…。
戦争末期は繰り上げ卒業させてどんどん特攻に出して行っていたので相当技量も落ちたそうですが、展示物を見るといろいろ考えさせられます。
手紙とかも展示してありますが、こういう展示でいつも思うのが字が綺麗なこと(笑)。
字が汚い自分としては恥ずかしくなります…。
この時代の軍人や大学生は原書で本を読める人も多かったり、文学や哲学にも博識な人が非常に多いので当たり前かもしれませんね。


そしてやはり特攻のブースを見ると心が痛みます。
この記念館の敷地に「回天」のレプリカが飾ってありましたが

人生初_b0291936_23422041.gif

飛行機に憧れて予科練に入ったのに最後は空でなく海の特攻で戦死している人も結構いるんですね。
その心中を思うと尚更心が痛みます…。


零戦のレプリカもありました。

人生初_b0291936_23463045.gif

やはりカッコいいです。


靖国神社やこういう戦争に関連する施設を訪れると、自分の来し方を振り返り反省することも多いです。
いつも考えるのは無理ですが(笑)、こういうところを訪れた時ぐらい真面目にいろいろ考えたり、振り返ったりしてもいいかなと思っています。


同じ敷地には予科練出身の戦没者の遺品などを展示してある「雄翔館」という施設もあります。
人生初_b0291936_23570675.gif

人生初_b0291936_23571669.gif

興味のある方はぜひ行ってみてください。

# by kadu1977 | 2022-07-10 23:13 | Comments(0)
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