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by kadu1977
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今年は○○から90年

またまた歴史談義を。

今年は満州事変勃発から90年になります。
題では伏せて書きましたがこれがわかった人はかなりの歴史通です(笑)。

以前書いた指揮者小澤征爾の名前の由来にもなり父君小澤開作と仲が良かった二人。

石原莞爾と板垣征四郎。

主にこの二人が満州事変を起こし一気に成功に導いたのですが、自分はこの満州事変の戦術面、すなわち石原莞爾の作戦の凄さばかりに目を奪われていました。
もちろん戦略面もわかっていたつもりでしたがまだまだわかっていませんでした。
それで今回満州事変勃発から90年ということで何冊か関連性のある本を読んでみました。


まず1冊目。
「秘録板垣征四郎」。
これは同時代を生きた人達の証言が主に書かれていて巣鴨プリズンでの日記も掲載されています。
正直石原莞爾のことはいろいろ本を読んで知っていましたが、板垣征四郎のことはあまり知らなかったのですごく良かったです。
まず人間性が素晴らしい。
帝国日本軍というのは優秀な参謀とその参謀の能力を最大限に発揮させることのできる度量の大きな指揮官というのが理想像とされていました。
日露戦争の陸軍なら児玉源太郎と大山巌、海軍なら東郷平八郎、加藤友三郎又は島村速雄と秋山真之。
満州事変の時の石原莞爾と板垣征四郎のコンビがまさにそれにあたります。
個性的で誰に対しても媚びることがなかった石原莞爾が唯一心酔したという板垣征四郎。
その人となりがよくわかる本でした。

2冊目が「石原莞爾と板垣征四郎」。
これは満州事変の歴史的意義というか当時の2人の目指したもの、何に対して警戒し事変を起こさざるをえなかったのか、現在語られるような「侵略」ではないその本質が書かれていて本当に勉強になった1冊でした。

そして3冊目。
帝国陸軍  知られざる地政学戦略   見果てぬ「防共回廊」」。
これは満州事変のことではないのですが、それに関連する本でこの3冊の中で1番感銘を受けた素晴らしい本でした。
2019年に若くして亡くなった関岡英之氏の代表作です。
この本はぜひ多くの人に読んでほしいと心から思う1冊です。
歴史に興味のない人には難しいかもしれませんが(笑)。
当時の日本陸軍の真の意味でのグローバルな視点、戦略、そして今に続く流れが本当によくわかる本。
今いろいろ問題になっている南モンゴルやウイグルにこの時代から目を配ってグランドデザインを描いていたことに本当にビックリしました。

今年もいろいろ読んできましてがこの本が自分の中で今年1番の本になりそうです。




by kadu1977 | 2021-11-15 22:48 | Comments(0)
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